履歴

アダムス氏は１９９３年よりシアトルにあるワシントン大学（University of Washington）において情報科学を専攻し、１９９７年に情報科学における工学士資格を取得。１９９６年夏、シノプシス社（Synopsys Inc.）で研修生として働き、形式的検証ツールのコマンドライン・インターフェースの開発に携わる。

卒業後、１９９７年から２００１年までアメリカ空軍に勤める。空軍コンピュータ緊急対応チーム（CERT:Computer Emergency Response Team）に属するネットワーク・アナリストのグループを管理し、また全世界を結ぶアメリカ空軍基地のコンピュータ・ネットワーク・トラフィックの監視の任を負う。

２００１年から２００６年まで、米軍との契約の下、ネットワーク・プロトコル解析、コンピュータ・プログラミング、ネットワーク／システム管理などの様々な任務に就く。コンピュータ・ネットワークおよびコンピュータ・セキュリティ分野の様々な認定資格を得る。

２００６年から２００７年まで、マックス・プランク知的財産研究所（Max- Planck-Institut für Geistiges Eigentum, Wettbewerbs- und Steuerrecht）のミュンヘン知的財産法センターにて知的財産法を専攻し、シーメンス社（Siemens AG）のライセンス部で１か月間研修生として働く。論文「ソフトウェア特許開示の法と経済」で修士号を取得する。２０１３年に欧州特許弁理士資格、２０２１年にドイツ特許弁理士資格を取得。

２００７年に当ミュラーボレに加わり、現在に至る。

専門分野

専門分野は情報科学、中でもコンピュータ・ネットワーク・プロトコル、セキュリティ技術、ウェブ・サービス、グリッド・コンピューティング、プロセス・モデリングなどである。