履歴

クンツ氏はマインツ大学（Johannes Gutenberg-Universität）にて気圏物理学を専攻。その後、ユーリッヒ研究所（Forschungszentrum Jülich）にて博士論文を執筆し、2009年にヴッパータール大学（Bergische Universität Wuppertal）にて物理学の博士号を首席で取得する。

博士論文の執筆中、クンツ氏は国際的測定運動の一環として、研究飛行機に搭乗してグリーンランド等で気候に関連する痕跡量ガスの測定を世界トップレベル測定装置を用いて行う。

2010年から2011年まで、クンツ氏は米国・ボルダーのアメリカ大気研究センター（National Center for Atmospheric Research）にて研究員として働く。彼女の活動はレオポルディナ・ポスドク（Leopoldina-Postdoc）奨学金によって補助された。その後、2014年まで、クンツ氏はチューリッヒ工科大学（ETH）において「圏界面領域における力学的プロセスとその気圏痕跡量ガス分布における影響」をテーマにした独自のEU研究プロジェクトを主管する。ETHでの研究中、さらに都市領域における気候に関連する痕跡量ガスや公害ガスの測定を行う。2015年以降は知的財産の分野に従事。

当ミュラーボレおよびドイツ特許商標庁、ドイツ連邦特許裁判所において実務経験を重ね、2021年にドイツ弁理士資格を、2022年に欧州弁理士資格を取得。

クンツ氏は2017年に当ミュラーボレに加わる。

専門分野

専門分野は物理学、光学、機械工学、医療工学、エレクトロニクスなどである。