履歴

ラウプ氏は2003年から2008年の間、ミュンヘン大学 (Ludwig-Maximilians-Universität München) において化学を専攻し、そのうちの数週間、ボストンカレッジ (Boston College) の研究グループにおいてオレフィンメタセシスの分野の研究を行う。ラウプ氏は2008年に修士論文「スーパーシリル置換アリルシランおよびシリルエノールエーテルの求核性」で修士課程を修了する。

2009 年から 2014年の間、ミュンヘン大学において博士論文 「不飽和有機シランおよびイナミドの構造活性相関」に取り組む。博士課程の間、ドイツ、ベルギー、アメリカ合衆国の研究グループと共同研究を行う。博士課程におけるラウプ氏の研究の焦点は、有機化学の重要なビルディングブロックであり、その構造活性相関を速度論的研究および合成研究により検討した。

当ミュラーボレ、ドイツ特許商標庁、およびドイツ連邦特許裁判所において実務経験を重ね、2018年にドイツ弁理士資格および欧州特許弁理士資格を取得。

2014年に当ミュラーボレに加わり現在に至る、２０24年にパートナーとなり現在に至る。

専門分野

専門分野は無機化学、有機化学、物理化学、高分子化学、色素、触媒、電気化学、ナノテクノロジーなどである。