履歴

２００９年から２０１４年にかけて、ブレニンガー氏はミュンヘン工科大学 (Technical University of Munich)にて化学を専攻し、在学中、国際的な製薬会社にて、薬品開発分野で６か月間のインターンシップを行う。２０１４年に論文 「ブレンステッド酸触媒による[2+2]光環化付加反応 (Brønsted Acid Catalysed [2+2] Photocycloadditions)」にて修士課程を修了。

博士課程では、2015年からミュンヘン工科大学 (Technical University of Munich)で有機合成光化学の分野における研究を続け、2019年に博士論文「硫黄含有複素環におけるブレンステッド酸触媒光反応」にて博士号を取得。この研究では、複素環から形成される様々なカチオンの構造と光化学的性質、ブレンステッド酸触媒を用いた新しい光化学合成反応の開発に取り組む、2022年に欧州弁理士資格を取得。

ブレニンガー氏は、当ミュラーボレ、ドイツ特許商標庁、ドイツ連邦特許裁判所にて実務経験を重ね、2022年にドイツ弁理士資格を取得。

２０１９年に当ミュラーボレに加わり、現在に至る。 

専門分野

専門分野は有機化学、無機化学、ナノテクノロジー、ポリマー化学、創薬化学、染色化学、液晶および触媒化学などである。